■マンションを売却する時の第一歩

マンションを売却する時の第一歩として、まずは依頼する不動産会社を探して選ぶ必要があります。
そして自分の希望に沿った形で売却を行えるかどうかは、この不動産会社選びが大きなポイントになってくるので、慎重に行いましょう。
■まず第一に確認すべき事は

信頼出来る不動産会社を選ぶために、最も基本的なことがあります。それは「宅地建物取引業の免許」と「行政処分歴」の確認です。
宅地建物取引業の免許は不動産会社のサイトに「国土交通大臣(4)第1234号」「東京都知事(2)第12345号」などと必ず書かれています。ちなみに()内の数字は免許の更新回数となり、最大5年契約の中の何年目、ということです。数字が大きければ大きいほど営業年数が長いということですね。
また過去の行政処分履歴を確認することも忘れずに。
法律を遵守していない過去のある不動産会社は不安ですよね。これらの情報は下記のサイトで確認できますので、しっかり確認することで悪質な無免許業者との取引を回避できると思いますよ。
nega-inf/cgi-bin/searchmenu.cgi?jigyoubunya=takuti
都道府県(知事)が行った監督処分情報(一部)
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/takken/index.html■不動産会社による違いとは

不動産会社による違いは保証やサービスの違いはあれど、大きく分けて「手持ちの物件情報」や「顧客情報」の2つになります。会社によって売却金額に差が出たり、取り扱い可否が分かれるのはこれらが理由です。
また、不動産会社は大手か中小のどちらかに分類され、規模によってもある程度特徴が違ってきます。
①店舗や人員が多く、物件情報や顧客情報が豊富
自ずと経験やノウハウも多くなるので、買い手を探しやすい傾向にあります。
②保障やサービスが充実
体制を整えたうえでの有利な売却ができるケースがあります。
①大手にはない物件情報や顧客情報
地域密着だったり、その不動産しか持っていない情報があり、大手では出来ないような取引ができる可能性も。
②担当者の裁量が大きい
担当者次第にはなりますが、大手よりも柔軟なサービス対応をしてくれることもあります。
③仲介契約
売却を委託する不動産会社と契約します
このようにそれぞれ大きく特徴が分かれますが、実際には大手・中小だけでなく、さらに会社ごとに特徴が異なってくるため、希望の不動産会社に自力で巡り合うのは非常に労力がかかってしまうのが現状です。
■最適な仲介業者を選ぶには

一人で自分が思うような希望の仲介不動産会社を探すというのは、非常に時間と労力がかかり大変です。
そこで、一括査定という選択肢があります。
不動産には相場があるので、これをしっかり把握して「いくらくらいの金額で売れるのか?」ということを判断するには、相場に精通していることが大切なんです。
勿論、一社だけでなく複数社から回答を貰えるのが一括査定の魅力。自力で探さずとも自分の希望に沿ってくれるであろう不動産会社を手軽に見つけることが出来ます。
しかし、査定額が異常に高かったり、逆に異常に安かったりする場合は注意しましょう。前者は到底売る気のない高額を提示している可能性が高く、後者は相場に精通していない可能性が高いです。